アルツハイマー病

こんにちは~(^-^) 今日も湿っぽい1日ですね。週末、いかがお過ごしですか。最近、週末になると雨でいやですね~。さて認知症のお話を続けます。認知症の原因になる病気についてです。原因としてはアルツハイマー病、脳血管障害によるもの、その他のものに大きく分けられます。以前は脳血管障害によるもの、つまり脳梗塞や脳出血の後遺症、が多かったのですが最近はアルツハイマー病が増えてきて認知症全体の70~75%を占めています。アルツハイマー病というのは脳が萎縮して起きる病気です。顕微鏡でアルツハイマー病の脳細胞をみると特有の変化が認められます。またMRIやCTでは海馬(最近の記憶に関係しています)と呼ばれる脳の部分に萎縮が認められることがあります。最近、アルツハイマー病に対する薬が開発され処方されるようになってきました。認知症を元に戻すことはできませんが進行を遅らせる効果があります。ですから早期にアルツハイマー病を発見することが重要です。簡単なテストで単なる物忘れとアルツハイマー病を区別することができます。疑わしいなと思ったらまず気軽にご相談下さい。来週ももう少し認知症のお話をしますね。それではよい週末をお過ごし下さい\^o^/