ビッグバン

こんちには、1週間ぶりのご無沙汰です。いかがお過ごしでしたか?先週末は暖かったですね~。この冬、診察室ではずっと黒のタートルと白衣という出で立ちだったのですがさすがに暑かった。今週は前半、寒くなるようですからどうぞ体調にお気をつけ下さい。まだインフルエンザの方がポツポツいらっしゃいます。花粉症の方が大勢いらっしゃっています。以前にも書きましたように治療にはいろいろと選択肢がありますのでどうぞご相談下さい。
さて先週は「宇宙創造」(新潮文庫、単行本は「ビッグバン理論」という題)という本を読んでいました。サイモン・シンが書いた本です。シンの書いた「フェルマーの最終定理」や「暗号解読」は力作だったのですがビッグバンはよく知っているしと思って興味がわきませんでした。今回、文庫本になったので手に取って読んでみるとこれがおもしろかった。宇宙がビッグバン(大爆発)ではじまったというのはいまではちょっと科学に興味がある人なら誰でも知っていることですがその証拠が固まったのはごく最近でそれまでにこの理論を巡る紆余曲折が興味深く書かれていました。特に理論に関わる科学者、天文学者達の強烈な個性に引き込まれます。