子宮頚癌ワクチン2

こんにちは~。朝は寒かったのですが昼間は暖かくなりました。いかがお過ごしですか。昨日は久しぶりにクリニックの花がら摘みをしました。暖かくなったらのびのびと花をつけられるよう昼休みを利用して手入れをしていきたいと思います。さて子宮頚癌ワクチンの2回目のお話しです。子宮頚癌は発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で起きることがわかっています。聞き慣れないウイルスですが実は多くの女性が知らない間に感染しています。感染した女性の90%は一時的な感染で終わってしまいます。残りの10%の方が持続感染となり、そのうちの1%つまりHPVに感染した女性の0.1%に子宮頚癌が発生します。世界保健機構(WHO)の推計では世界で年間約3億人が感染し、45万人が子宮頚癌を発病していると考えられています。明日も子宮頚癌のお話しを続けます。