映画

皆様、こんにちは。今日も宇都宮は冷えています。今日の夜は宇都宮も雪になるとか。数cmは積もるようです。まだ故郷の長岡にいる頃は関東の人が少しの雪で大騒ぎをしているのをテレビでみて「なんとひよわなことか」と思っていましたが、いまでは私も雪がちょっとでも積もると「大雪だ!」と騒ぐ側になってしまいました。昨日は久しぶりに映画を見てきました。「連合艦隊司令長官 山本五十六」です。いろいろと考えさせられる映画でした。地味な映画のわりにはお客さんもけっこう入っていました。印象に残っている場面を一つ。山本家の夕食の場面です。一匹のカレイの煮付けを家族6人で囲んでいます。それを五十六(役所広司、私の大好きな役者さんです)が箸でとりわけ子供と奥さんの皿にのせてあげるのです。そして子供と奥さんが皿にのせてもらときに「ありがとうございます」と。五十六のその頃に置かれた厳しい立場、家庭でのだんらんのひととき、一匹の魚をみんなで取りわけて食べる幸せ。感動した場面の一つでした。故郷長岡をちょっぴり誇りに思い久しぶりに帰りたくなりました。