熱中症について

おはようございます。このブログもだいぶ間があいてしまいました。すいません。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。宇都宮は今日も34℃くらいまで上がるようです。やれやれ。

この暑さですので熱中症の予防についてもう一度お話をしたいと思います。そもそも熱中症というのはさまざまな臓器が熱くなりすぎてしまう状態のことをいいます。クルマでたとえればオーバーヒートです。熱中症予防で水分をとりましょう、塩分をとりましょうと言われます。しかし水分をとったからと言って熱中症にならないわけではありません。水分や塩分をとることは必要なことですがもっと重要なことがあります。それは体を熱くしないこと、あるいは冷やすことです。さきほどのクルマのたとえを思い出していただければわかりやすいと思います。オーバーヒート(最近のクルマではほとんどありませんけれど)をするととにかくエンジンを冷やすわけです。冷やし方にもこつがあります。熱中症気味の方を急いで冷やそうと冷たい水を体にかけてしまうと皮膚の血管がしまってしまい熱が逃げにくくなってしまいます。常温の水、ないしは霧を体全体にかけて扇ぐのが最も早く体を冷やすことができます。同時に頸動脈やそけい部(足の付け根)に氷(をタオルにくるんだもの)をおいておけばより早く体がを冷やすことができます。

これからまた残暑が厳しいようです。どうぞ体調にはくれぐれもお気をつけ下さい。

また時間をみつけてブログを書いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。