カンピロバクター食中毒2

こんにちは~(^▽^) 今日は寒いですね~~。あまりの寒さに半そでポロシャツの上に冬物のフリースを羽織ってしまいました。いくらなんでも8月に冬物のフリースはないだろうと思ったのですがうちスタッフも「寒い」と長袖を着ていましたから寒いのは年のせいばかりではなさそうです(^o^; さてカンピロバクターの話を続けます。カンピロバクター食中毒は多くの場合自然になおってしまうので特別な治療は必要ありません。重症なときには抗生物質を飲みます。しかしニワトリを育てる際に抗生物質が使われていて薬が効きにくい菌(耐性菌といいます)が増えていることが問題になっています。抗生物質が効きますと2日くらいで体内から菌がいなくなりますが自然に治った場合は2~8週間くらい便中に菌がいます。カンピロバクター食中毒にならないためには次のことに注意します。鶏肉は60℃1分程度加熱し肉の中心が白くなる程度にします。特に子供やお年寄りは生に近い鶏肉は避ける必要があります。また鶏肉を触ったら他のものに触る前に石けんで手を洗います。まな板も肉類と野菜のものを一緒にしないことが大切です。あまり怖い菌ではないのですがかかりやすい食中毒の一つです。これからの季節どうぞご注意下さい。よい週末をお過ごし下さい。来週またお会いします。