心筋梗塞の治療

こんばんは~\^o^/ 今日は昨日から一転、寒かったですね。こんなときは体調を崩しがちです、どうぞお気をつけ下さい。特に心臓にご病気をおもちの方は寒いときはご注意下さいね。さて心筋梗塞の治療のお話をします。いままさに心筋梗塞をおこした場合はなるべく動かず一刻も早く救急車を呼んで心臓カテーテル治療のできる病院に搬送してもらうことです。そのときにはご家族も救急車に同乗して下さい。というのは病院に着いたらすぐにカテーテル治療が必要なわけですが、ご本人とご家族に治療の説明と同意をいただかないといけません。ご本人は病院に到着して早く治療をしたいのにご家族がいないと説明ができず治療が遅れてしまいます。カテーテルというのは長さ1mくらいで円周が4~6mmくらいの細長いストローのような管をいいます。それを足の付け根の動脈や手首の動脈にいれます。もちろん痛くないように麻酔をします。その管を心臓までもっていきます。カテーテルの先は特殊なカーブがついていてうまく操作をすると冠動脈の入り口にカテーテルの先端がはまりこみます。その先端から造影剤という薬をいれて冠動脈を写しだしてどこがつまっているか診断することができるのです。つまっている場所がわかったらそこに小さい風船をもっていってふくらませたりステントという金属のトンネルを植え込んだりして治療するのです。最近は技術がすすんでかなり複雑な病変も上手に治療できるようになりました。