うつ病の治療薬

こんばんは~(^O^)/ 猛暑でした…。クルマで昼間、家とクリニックを往復したのですが…それだけで疲れますね。睡眠と食事が基本です。それから水分。熱中症に気をつけてくださいね。さてもう少しうつ病のお話を続けます。今日はお薬の話です。最近は副作用が比較的少なく内科医にも使いやすい抗うつ薬がいくつか発売されています。SSRIとかSNRIとか言われる薬です。うつ病の原因は本当のところはよく分かっていませんがおそらくこんな事が原因だろうということはわかりかけているようです。これらのお薬(SSRI、SNRI)というのはその原因と思われるところに作用します。効果は60~70%くらいと言われています。ただうつ病にはいくつかのタイプがあり比較的薬のききやすいタイプではもっと効果がありそうです。ただ効果があらわれるのに1ヶ月くらいかかりますのでその期間はしっかりとお薬を飲んでいただく必要があります。副作用としては吐き気がでたりあるいはかえってイライラが増したりすることがあります。内科医の私ができることは患者さんのお話をよくお聞きすること、お薬が効くタイプのうつ病かどうかを見分けること、そしてお薬をきちんとのんでいただいて効果がなければ専門の先生にご紹介することです。またご家族にうつ病の患者さんにどう接するかもお話しできると思います。何か体に不調がありましたらどうぞお気軽にご相談下さいな。