ガロア

こんにちは~o(^-^)o 今日も蒸し暑いですね~。じめじめしてこれだけでも疲れそうです。以前に学生のときに読んだ本が復刊されて懐かしいというお話しをしました。先日新聞を読んでいたらまたまた懐かしい本が復刊されていました。「神々の愛でし人」(インフェルト著)という題でガロアというフランスの天才数学者の評伝です。ガロア(エヴァリスト・ガロア)は1811年生まれでわずか20歳で決闘で夭折した数学者です。「神々の愛でし人」というのは神が特別に目をかけて早くに天に召した人、ということのようです。高校生くらいのときに「群」という数学の概念を1人で作り上げました。ガロアがいなければ数学が100年遅れただろうという大発見でした。しかし当時の数学の権威たちはあまりに先んじた成果だったのでその価値がわからず提出された論文をゴミ箱にすててしまったと言われています。ガロアは生前にはその業績をまったく評価されることなく若くして亡くなってしまいました。「神々の愛でし人」を読んだのは物理をやっている大学生のころでガロアの天才ぶりと破天荒ぶりに憧れたものです。本棚をながめると「ガロアと群論」(リリアン・リーバー著)という詩集のような装丁の小さな本がありました。この本は数学の本なのですが130ページあまりのB5版の本で中身も詩のような書き方がしてある一風変わった本です。ガロアの理論がとてもわかりやすく説明してありおもしろかったのですが途中までしか読んでいませんでした。久しぶりに数学の勉強でもしてみようかな~。