アナフィラキシー

こんにちは~。今日もとっても爽やか、暑すぎもせず寒すぎもせずです。湿度も低いのでからっと気持ちがよい日です。さてアレルギーのお話しを続けます。アレルギーで一番重症なものの一つにアナフィラキシーというものがあります。何やら難しい名前ですが簡単に言うとじんま疹をとってもひどくした状態です。じんま疹はアレルギー反応によって血管の中の水分が皮膚に漏れだしてぷっくりとふくれてかゆくなる状態です。皆さんも一度くらいは経験されたことがあるのではないでしょうか?表面からみえるのは皮膚のふくらみだけなのですが、内臓の中にも同じようなことが起きています。特に気管支の血管からたくさんの水が漏れだすと気管支の壁がふくれて空気の通り道が狭くなります。そのため喘息のような症状が起きて息苦しくなってしまいます。また血管からたくさんの水が漏れだしてしまいますと血圧がさがってショック状態に陥ることもあります。このような状態をアナフィラキシーといいます。原因は虫さされ(特にハチ)、食べ物などですがアナフィラキシーの約半分は原因がはっきりしません。治療については明日お話しをします。