血尿

おはようございます。今日も!暑いですね。いかがお過ごしですか?

昨日は診療の後に研究会に行ってきました。畑違いなのですが泌尿器科関係の研究会でした。その中で血尿についての話が勉強になりました。このブログを読んでいただいている方の中にも血尿を指摘されたことがある方がいらっしゃるかもしれません。血尿は大きく分けると顕微鏡的な血尿と肉眼的な血尿に分かれます。顕微鏡的というのは自分では尿に血が混じっているとはわからないのに検査結果で1+とか3+とかかかれるものです。肉眼的な血尿は文字通り「おしっこに血が混じっている」と目でみて確認できるものです。顕微鏡的な血尿の場合は泌尿器科的に重大な病気(主に癌)はまず否定的とのことでした。一方で肉眼的な血尿の場合は必ず癌を否定しておく必要があります。また血尿の場合は初回の血尿で受診することが大切です。癌(膀胱癌、前立腺癌など)による血尿は1回だけで終わり次に血尿としてでてくるのは半年後などということがあるからだそうです。

ですので血尿が指摘されたらまず受診いただく(内科でも泌尿器科でも)ことが重要です。

今日も暑いようですね。どうぞ1日体調をくずされませんように。来週、またお会いします。