心電図のお話

こんにちは。今日は昼休みに書いてます。暖かいですね~。ひだまりの森もほっこりあたたかいです。これまで自己紹介やクリニック紹介を中心に書いてきました。今日はすこしおもむきを変えて検査のことを書いてみたいと思います。まず身近なところから心電図のお話です。心電図というのは文字通り「心臓の電気」を記録して図にあらわしたものです。「心臓の電気」って?と思われる方もいらっしゃると思います。実は心臓は自分で電気を起こしてその電気の力でドッキンドッキン動いているんです。自前の発電所があるようなものです。その発電所の電気が電線を伝って心臓全体に行きわたり心臓が動いているのです。その「発電所」は洞(房)結節と呼ばれ心臓の右上にあります。心臓全体の電気を記録したものが心電図というわけです。この心臓の電気はとっても弱く数mV程度です。ですから心電図をとるときに力が入ってしまうと筋肉がじゃまをして正確な記録ができなくなってしまいます。心電図をとるときにはらく~にリラ~ックスしてお願いします。明日は心電図でわかることをお話しします。