超音波検査でわかること

こんばんは~。今日は寒かったですね。でもひだまりの森のなかはあったかでしたよ。さて超音波検査でどんなことがわかるか専門の心臓を中心にお話しします。昨日の説明のように超音波検査で心臓の形や動きを知ることができます。ですから高血圧で心筋が厚くなっている様子や、心筋梗塞や狭心症で心臓の一部分(あるいは全体)の動きが悪くなっている様子が一目でわかります。また心臓の弁の動きや形に異常がないかも知ることができます。さらにドップラー効果という物理の現象を利用して心臓内の血液の流れを映し出すことができます。例えば弁の閉じが悪くなっていないか、逆にちゃんと開いているか、心臓の右と左を分けている壁に穴があいていいないかどうかなどです。弁の閉じが悪ければ血液が逆流してしまいますし開きがわるければ狭いところを血液が通るわけですから血流が速くなります。その血液の流れをドップラー効果を使った検査で知ることができるのです。ひだまりの森の超音波装置にはプローベ(超音波を出す部分)が3種類ついてます。これらを使い分けて心臓、お腹、頸を調べることができます。まず心電図、レントゲン等で調べて何か疑わしいものがあれば超音波検査をやられるのがいいと思います。明日はおもむきを変えて僕の趣味をお話ししたいと思います。