肥満と糖尿病

こんばんは(^-^) 午前中はすごい雨でしたね。おかげでゆっくりと休めましたσ(^◇^;) さて今日からしばらく糖尿病のお話をします。まず糖尿病と関係の深い肥満のお話です。実際、糖尿病(正確には2型糖尿病)の約60%の人が肥満と言われています。まず肥満の定義からです。肥満はBMI(Body Mass Index)が25以上の人をいいます。BMIは体重(kg)を身長(メートル)で2回わった数値のことです。たとえば身長170cmで体重65kgの人のBMIは65÷1.7÷1.7=22.5です。BMIは18.5~25未満が正常値です。逆に身長から理想体重を求めるときは身長(m)を2回かけ、BMIの理想値22をかけて求めます。165cmの人の理想体重は56kgです。さて肥満になるとどうして糖尿病になるのでしょう?そもそも人間が活動するにはブドウ糖というエネルギーのもとが必要です。ブドウ糖はインスリンという膵臓からでるホルモンを使って筋肉などに取り込まれます。肥満になるとたくさんのブドウ糖を筋肉や脂肪組織の中に取り込まないといけないのでインスリンの量が増えます。インスリンがある基準より高い状態になると逆に糖の取り込みが低下してしまいます。これによって血糖値が高い状態が生じてきてやがて糖尿病を発症するということになります。高血圧、高脂血症にも肥満が関係していました。肥満は万病のもとです。やせるのが難しい人はせめて現状維持をはかって下さいな(^_^)v