糖尿病と食事

こんにちは~(^_^)v 今日は暑いくらいですね。午前で診療が終わりなので例によってこの時間のブログです。さて昨日に続いて糖尿病のお話です。脂質異常症のところでも食事や運動のお話をしました。今回はそれに付け加えて少しお話をします。ときどき「食事と運動、どちらから先にスタートしたらよいでしょうか」と聞かれることがあります。そのときには食事が先とお答えします。運動をしてカロリーを消費しようとしてもその消費量は微々たるものです。運動は直接カロリーを消費するだけでなく副次的な効果(心臓や肺の機能を高める、筋肉をつけるなど)で糖尿病を改善してくれますのでとても大事なのですが、カロリーを抑えるには食事量をひかえることが基本です。1日に必要なカロリー量は昨日の話にでてきました理想体重(標準体重)を用いて計算します。必要カロリー量=身長(メートル)×身長(メートル)×22×25~30(kcal)です。ご高齢の方は25を、若い人は30を目安にします。総カロリーがでましたら何をどのくらい食べたらそのカロリーになるかを食品交換表で調べます。食品交換表というのは何が何カロリーが書いてある本です。80kcalを1単位として書いてあります。ごはんで言えば50g(小さい茶碗半分)が1単位です。皆さんも一度、ご自分がどのくらいのカロリーをとっているrか計算されてみてはいかがでしょうか?明日は運動についてお話をします。